目標は低めにする - 継続のコツ

英語を身につけるコツ ――― 目標は低めにする、継続のコツ


継続することのコツのひとつは、あまり気合を入れすぎないのも大事じゃないかと思います。よく言われる「熱しやすく冷めやすい」という状況。誰でも一度や二度経験したことがあるはずです。

特に語学は、短期で劇的に伸びるわけではなく、コツコツと続けてこそ身につくもの。

けれど、よっぽど、特殊な状況に置かれた人以外は、仕事も生活も日常的にしなければいけないことはたくさんあるわけです。

ですから、三度のメシよりも英語がすき!!という人以外は、エンジン全開で英語をやろう!と思わないで、持久力をつけることを考えましょう。

いかに語学学習を生活の中に組み込み、習慣づけるか、ということが一番必要です。


英語の伸びは、時間と比例するわけではなく、ブレークスルー型で伸びていきます。

最低でも3ヶ月続けた方がいいとよく言われるのは、これは私も経験からそう思うことですが、しばらくは成果が感じられない期間があって、あるまとまった期間を超えると成果が急に見え始めるのです。階段状に伸びていくイメージです。

(段を上がるまでは平坦で変わらないように見えますが、分かりやすい形で成果が見えないだけで、内部的には成長しています)

だから、そのブレークスルーのポイントに到達する前に、挫折したりしないように、目標は低めに設定することをおすすめします。

目標が大きい場合は、それを段階的に小分けにして、それぞれの段階の目標を設定するといいと思います。


英語をやろうと思う以上、字幕なしで洋画が楽しめたり、ネイティブと不自由なく会話がはずんだりと、誰もが憧れるけれど、実際その境地にたどり着くのは、簡単ではありません。


それより、小さくても達成感を多く味わう方が、モチベーションの維持につながります。

熱い気持ちは抑え気味で(気持ち半分くらい?)、目標設定は現実的に。

と、長年ひょろひょろと英語を続けてきた私が思う、続けるための「コツ」です。